2014年11月5日水曜日

「肝潰しの夜」連載開始!+キラマリレビュー

お久しぶりです!
 
本日11月5日からcomicoにて天満名義で「肝潰しの夜」の連載がスタートしました!
 
第1~2夜が公開中となっております!
3話以降も毎週水曜日に更新となります!
 
 
 
もともとは4コマ漫画形式でしたが、
公式化に当たり、ストーリー形式に拡大しました!
 
かなり若い層も読んでくださるということで
やや説明的な部分もあるかと思いますが、
 
子供から大人まで楽しめる作品を目指し、
わかりやすく、且つテンポ重視で描いてまいりますので
よろしければご覧ください!
 
 
 
カラー漫画自体今年から始めたもので
下手だなぁと感じられる部分、多々あると思います。
なにしろつい最近までカラーで背景すら描けなかったものですから。
 
それをどうにか今日(こんにち)までに勉強し、
なんとか見ていただける程度にはなれたかなぁと
自分では思っております。
 
もちろんご指摘などいただけたらガンガン改善していきたいと思いますので、
絵の知識のある方でもない方でも、違和感を抱いたらなんなりと!!
 
 
 
さて、以下背景の勉強の際に使ったオススメの参考書を紹介してまいります!
 
◆「キラとマリアの 背景が描きたい!」シリーズ◆
(以下、クリックするとAmazonページに飛びます)
 
 
 
 
 
以上の3冊が現在出版されています。
 
この参考書のなにが素晴らしいって、
魅力的でカワイイ漫画形式で描かれていてとてもわかりやすく
私のように背景が苦手、あるいは初めて描くような方にも入りやすい内容なんです!
しかも漫画で読んだあとには実践できる復習ドリルもついています!
 
この「復習できる」というポイントはかなり大きいです。
なぜなら、せっかく時間をかけて参考書を読んでも、
読んだだけで頭に入ったと思い込み、
実際には全く生かせないということが往々にしてあるからです!
 
読んだだけで覚えたというのはまずありえない、
読んで同じことをやってみてできた!というときに初めて
「身についた」と言えるのです!

 
 
それから、この本の何よりスゴイところは、
意外と知らないような身の回りの物の構造や寸法、きまりなどが
簡潔に書かれているという点です!
 
「あれを描こう」と思ったとき、「やっぱり描けない」となってしまうのはなぜかというと、
描きたいものについてよく知らない
というのが一番大きい原因なんです。
 
本気で「描こう」と思って描けないものなんて絶対にないということを、
この本は教えてくれました!
 
 
ですので、はじめのうちは下手だろうがとにかく私は描いて形にしていく所存です。
上達するまでどうか生温かい目で見守っていていただけたら幸いに思います。
 
 
 
 
 
さて、長々と失礼いたしました。
ここまで読んで下さりありがとうございました!
 
改めて、comico連載の「肝潰しの夜」のほうも是非よろしくお願いいたします!
 
 
 
ではまた次回の更新にて!
 
 
 
 
 
 

2014年9月2日火曜日

【お知らせ】「肝潰しの夜」連載決定!

スマートフォン向けWebコミックサイトcomico(PCからも閲覧可)にて
「九王 天満」名義で「肝潰しの夜」を公式連載させていただくことになりました!

◆新たにベストチャレンジから公式作家デビュー! | お知らせ - comico

毎週フルカラーでの連載となりますので
相当大変な作業となること間違いなしですが、

皆様に心から楽しんでいただけるような作品をお届けできるよう
気合入れて頑張ります!!


また、前回お知らせしたとおり、
残念ながら「肝潰しの夜」関連のLINEスタンプは販売できなくなりました。
スタンプ第2弾も作り終わっていたのですが販売は中止となってしまいました。

楽しみにしてくださっていた方、本当に申しわけありません。


しかし、スタンプの活動があったからこそ、作画のクオリティを落とさずに作業効率を上げることができたと思います。もしかしたら筆が遅すぎて週刊連載は無理だったかもしれません。
ですので、販売中止となった第2弾スタンプも決して無駄ではなかったように思います。

なお、その関係でスタンプの画像もブログ等に掲載できないとのことで
過去の一部の記事を公開終了といたしました。
この件につきましては事前に告知できず、申し訳なく思います。

記事の文面などは手元に残っておりますのでなにか再掲して欲しい記事などの要望がございましたらコメントください。(ただしスタンプに使用した画像については再掲不可です。)


まだ連載のスケジュールなどは未定ですが、
最近の新連載の傾向を見るに、1~2ヶ月後から開始になると思われます。
(私の頑張り次第では早まるかも?)


では、開始した際にはまたお知らせいたしますので、
何卒宜しくお願いいたします!

2014年8月28日木曜日

【ちょっと良くないお知らせ】

すごーく申し訳ない残念なお知らせです。
 
まず、LINEスタンプ「肝潰しの夜」を今月30日で販売終了することになりました。
ご購入希望でまだ買われていないという方はお早めにお願いいたします。
急なお知らせで申し訳ありませんが、ご了承願います。
 
 
 
 
また、こちらも残念なお知らせですが
制作状況など掲載してまいりました第2弾の方は
私の方の都合により販売不可となってしまいました。
 
楽しみにしていただいていた方には、心より申し訳なく思います。
ちなみに、リジェクトが理由ではありません。
 
 
販売終了及び不可となる具体的な理由につきましては
まだ私からみなさんにお知らせすることはできないのですが、
 
決して悪い理由ではないということは
明言させていただきます。
 
このことを具体的にお話しできるのは9月1日(月)以降となります。
それまでどうか、お待ちください。
 

なお、「肝潰しの夜」関連のLINEクリエイターズスタンプは販売できませんが、
 別タイトルのスタンプは(おそらく)販売できると思いますので、
余裕があるときに作ろうかな、と思っております。


それでは、9月にまた更新いたします。
みなさまごきげんよう。
 

2014年6月20日金曜日

コンテストに応募しました!

お久しぶりです!
前回まで進捗など報告していたスタンプですが
思いの外審査に時間が掛かり
(といっても一ヶ月は覚悟のうちですが)
現在は審査待ち→審査中へと変わり、
1回目のアップデート(審査の更新)が昨日ありました。
あと1~2週間でとりあえず審査結果は出るのでは、と思います。
無事に通ると良いですが…。
 
 
さて、本題ですが、
前回更新から昨日までに2つのコンテストに応募いたしました!
 
◆ ◆ ◆
 
1つ目はこちら、TINAMIで開催された
のイラスト部門です!
15日締切だったのですが後述のもうひとつのコンテストに
時間を多めに割きたかったので頑張って11日までで終わらせました。
 
投稿したイラストはこちらです。
構図は悩まなかったんですが、カバンやサンダルのデザインにはかなり悩みました。
いろんなファッション誌やサイトなど見ながら、
これだ!と思うデザインを精一杯なんとか作り上げました。
 
絵を描くうえで必要になってくる能力ってもちろんまずは絵そのものの技量ですけど、
やはり「人に見せる」ことに重きを置けば
ファッションやモデル、撮影などいろんなジャンルに精通していないと
苦労する部分が非常に多いなぁ、と日々思い知ります。
もっと視野を広く持たなければ・・・。
 
話は戻りますが、
いや、みなさんの作品の素晴らしいのなんの!
早く投稿した分、あとからどんどん凄まじい作品たちが更新されていきましたね!
私ももう少しじっくり手がけたかったなぁと思いながら、でも楽しく拝見しました。
で、個人的にすごく気に入った作品を何点か紹介してみます。
 
 
この方私よりずっと早く投稿されているんですが、それでこのクオリティとは!
アニメの1シーンを切り抜いたような迫力がありますね!
 
全部見ましたが私の中ではこの絵が完全優勝です。
美麗さもありつつ、めたんこかわいい素晴らしいイラストです。
手の繋ぎ方もキュンキュンです。
この二人、付き合ってますよね!!!!!!?????
 
これは名物名勝部門ですが、好きなので紹介させていただきます。
これはほんとうに「楽しい!!」という気持ちがすごく伝わってくる絵ですよね!
こちらまで楽しい気持ちになってきます!
自分も周南市に行ってみたい、という気持ちにさせてくれる素敵な一枚でした。
 
 
以上、特に気に入っている3点を挙げましたが
これ以外にもまだまだ素敵な作品、
私にとっては手ごわいライバルが揃っています!
ぜひみなさんもいろいろご覧になってみてください!
 
 
◆ ◆ ◆
 
 
もうひとつのコンテストは、
 
応募条件がフルカラーの一話完結作品限定とのことでしたので、
今まで更新してきたギャグ漫画「肝潰しの夜」は
一話完結形式ではあるものの、第1話がフルカラーではなかったため
残念ながら条件を満たせず、投稿は断念致しました。
できたら期間中にフルカラーの最新話投稿したらOK
という条件にしてもらえたら良かったんですがね。
 
まぁ参加できないと嘆いたところでしかたないので、
別の一話完結の作品を描き下ろして参加することにしたんです。
 
しかし今回のコンテスト、如何せん期間が短く
前のコンテストのこともありあまりガッツリ描いている余裕はないな
と思ったので、絵本風の画風でサラっと描けそうなもの二つをチョイスしました。
 
それが元々ニコニコ静画などで公開していた「こけしちゃん」と「赤ずきん」です。
そのうち赤ずきんはもしかしたら二次創作に該当してしまうかも?
という心配もあったのでこけしちゃんのほうを選びました。
(あとで公式で白雪姫を題材にした作品が掲載されたので問題なかったかも…)
 
ニコ静のこけしちゃんは紙媒体向けに描いたモノクロ原稿だったうえ、
2010年の作品であったため絵が今よりだいぶ下手だったので
当時からある程度よく描けていた部分は拾いつつもほぼ全てのコマを描き下ろしました。
この作業を11日~19日の9日間で仕上げる必要があったので
いや、なかなかハードでしたね。
 
(尤も、公式作家さんがたは毎週7日間で1話完成させているわけですが…)
 
 
そんなこんなで完成したこけしちゃんを、
以下のリンク先(comicoサイト内)に掲載しております。
かなり怖い作りになっているので閲覧にはご注意ください。
 
 
 
 
 
 
 
以下は漫画制作工程についての言及を記載しますので、
できれば作品を読んでからご覧になってください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
では、こけしちゃんを描く工程のお話をします。
 
 
 
カラー化にあたって悩んだのは、まず絵本風の画風の表現です。
最初はグリザイユ画法」という、グレースケールで明暗を塗ってから
その上にオーバーレイで色相をつけていくという方法に目をつけていたのです。
しかし、これでテスト作業してみたところ、なかなか色相選びに手こずりまして、
これは相当な訓練が必要だと悟りました。
9日間でモノにして作品を仕上げるにはちょっと無理があったので断念し、
普通に4コマ用に作ってあったパレットから色を選んで
CLIP STUDIOの「にじみ縁水彩という筆ツールで塗ってみたんです。
そうしたらなんとアナログ作画時代に使っていた
neopico」というペンの塗り味にそっくりではありませんか!
そこからめちゃくちゃハマって塗りこんでしまいました。
ちなみにもちろん入り抜きの設定もできます
 
基本ハイライトは描かずに抜き(塗らない部分)で表現するので
作業量がだいぶ少なく済みました。
アナログ時代はホワイトを乗せるのが難しかったのでいつも白い部分は抜いていましたね。
ものすごく久しぶりな感覚で、なんだか感動してしまいました。
 
 
もう一つ悩んだのは絵本風でどうやってホラーチックに表現するかというところです。
フルカラー漫画というのは表現が多様な分、それをしっかり使いこなさなくては
不十分な演出になってしまいます。
特にホラージャンルは、
最も深い暗さを持つ「黒」ですべてを表現できる分モノクロ原稿の方が
向いているのでは、と正直なところ思っています。
また、カラーにすることで色の想像の余地を下げてしまう危険性もあるのでは、と。
 
なので今回は色味について非常に悩みました。
髪の色、肌の色、背景の色など。
 
まず口や瞳の色は殆ど黒ベタで塗りつぶしてしまうことにしました。
やはりこの作品で最も伝えたいのは表情のインパクトだからですね。
「肝潰しの夜」のテーマの一つには「笑い」と「ホラー」の紙一重さというものがあります。
4コマ漫画の方はホラーの表現や題材をベースに全力で笑いに走るというものですが、
今回は「笑う」というポジティヴな行為をまるっきり裏返らせて伝える
というテーマを持っていたためです。
 
それから、表情をよりはっきりと印象づけるため
肌の色は全員まっ白にしようかとも思っていたのですが、
これは終始不気味になってしまい、
何が怖いのかがよくわからなくなってしまいそうだったので
主人公のこけしちゃんのみ真っ白な肌にしてみました。
 
白い顔に黒い目と口…。
日本のホラーにはよくある表現ですが、なるほど、
これは顔の印象をはっきり見せず、表情だけを端的に印象づける効果があるのだと
描いていて気がつきました。
 
 
 
◆ ◆ ◆
 
 
さてさて、語りたいことは尽きませんが、
かなり長くなってしまったことに気づいたので今回はここまでにします。
 
ではまたスタンプや活動情報などたまに更新に来ようと思っているので
そのときは宜しくお願いします。
それでは!